フリーランスはハッカソンに参加しよう

ハッカソンとは、ハックとマラソンを組み合わせて造られた言葉です。制限時間内にシステムやアプリケーションなどを開発し、成果を競い合うイベントで、稀に1週間くらいの期間で行う場合もあります。共同開発の機会を提供することを目的にしている場合が多く、エンジニアをはじめ、プログラマーやグラフィックデザイナーなど、複数以上でチームを組むのが基本です。
日本では、2011年の東日本大震災後に有志で集まったIT技術者がコミュニティを作ったのが始まりでしたが、元々はアメリカで1999年頃に始まったといわれています。現在では、ハッカソンによって既に様々なサービスや製品が生み出されており、今後もハッカソンが行われる機会は増えていくことでしょう。
フリーランスになったばかりのエンジニアであれば、ぜひとも参加しておきたいところです。なぜなら、会社員の場合、大規模プロジェクトの一翼を担うか、既にあるプログラムの改良を行うかが基本で、ゼロから作り出す機会は少ないからです。ハッカソンであれば、自分たちで最初から最後までプログラムやアプリケーションを開発する達成感が味わえます。
ハッカソンでは、通常業務では行わない企画やデザイン、プレゼンなどを手がける必要があります。他の専門家から教わることが多々あるため、その後の仕事の幅が広がるでしょう。また、最新技術を取り入れたハッカソンに参加すれば、より知識が高まります。まずは自分のレベルに合ったハッカソンから、高度なものへ参加していくのがおすすめです。ハッカソンについては、こちら(http://freelance-hackathon.com)でも詳しく紹介されているので、情報収集してみるといいでしょう。